大内デンタルオフィス+ラボラトリートップ > 子どもの虫歯について
子どもの虫歯について
お母さんの心がけ次第でお子様の虫歯は回避できます
お子さんを虫歯から守ることが
出来るのはお母さんです。
小さなお子様がいらっしゃる方にとって「自分の子供が虫歯にならないようにするためにはどうしたら良いか?」ということはとても重要な問題だと思います。最近では、乳幼児の口の中に虫歯菌はなく、大抵の子供は親経由で虫歯菌に感染してしまうという知識も市民権を得て、それまでは普通に行われていた口移しでの食事もしないというような意識の高い方もいらっしゃると思います。
そうした方のため、またもちろん、これまでは子供の虫歯について考えたこともないという方のために、このページでは子供は「何故虫歯になってしまうのか?」、そして「どうすれば虫歯にならないのか?」をご説明したいと思います。
どうして虫歯になってしまうのか?
虫歯になってしまうには、いくつか条件があります。
まず、歯があること。そして、食物を食べた後に、その歯に歯垢(虫歯菌などの塊)が付着すること。さらに、そこへ“ショ糖”に代表される糖分が入ること。この条件が整い時間が経過すると、歯垢の中の菌が糖を取り込み、酸を発生させます。この酸が歯を溶かしてしまいます。
この説明を聞くと、ものを食べたら歯が溶けてしまうの?と驚かれる方もいらっしゃると思いますが、まさにその通りなのです。毎回の食事で私たちの歯は溶けています。
しかし、それでも歯が無くなってしまわないのは、溶けた後に歯が修復されるからです。そのキーポイントは唾液です。唾液の中にはカルシウムなどが含まれています。食後に唾液が分泌されると、歯の溶けてしまった部分に入り込み、歯を元の状態に戻してくれるのです。
通常であれば、歯とはこうしたメカニズムで正常に保たれているのですが、そこへ不規則な食生活や歯ミガキを怠るなど様々な負の要因が入ってくると、歯の修復が追いつかなくなり、結果虫歯になってしまうのです。
お子様を虫歯にしないための6箇条
- 1.仕上げ磨きを必ずする
- 2.歯磨きのタイミングは食後30分後
- 3.フッ素、シーラントなどの予防処置を受ける
- 4.定期検診を受ける
- 5.食生活習慣を知る
- 6.11ヶ月~31ヶ月の間の虫歯菌感染を防ぐ
こうしたことを徹底して頂ければお子様が虫歯になることはまずありません。
ただ、これらのことをお母様だけで完璧に全てこなすのは難しいかもしれません。
そのために、私たち歯科医院のスタッフがいます。わからないこと、不安なことがあればなんでも私たちにご相談下さい。
一緒にお子様を虫歯から守っていきましょう。
※歯をぶつけた、歯が揺れる、歯並びが気になる・・・など、虫歯以外のお子様の歯の悩みもお気軽にご相談ください。