大内デンタルオフィス+ラボラトリートップ > 噛み合わせ治療
噛み合わせ治療
インプラント・審美歯科治療で噛み合わせに異常が起こることがあります・・・
噛み合わせの調子がおかしいから診て欲しいという患者様がいらっしゃったことがあります。その患者様のお口の中を診させて頂くと、被せ物などの治療をした痕跡が見られました。
患者様にお話を伺うと、どうもその治療をしてから噛み合わせの異常を感じるようになったかもしれないとのこと。
いったいその患者様の噛み合わせには何が起こっているのでしょうか?
その答えは少々申し上げづらいことです。噛み合わせについて考慮されていない治療を受けてしまったために、本来正しい位置にあった顎の位置がずれてきてしまったのです。
こうしたケースは珍しいことではありません。その患者様は噛み合わせの違和感だけで済みましたが、別のケースでは頭痛、首の痛み、腕のしびれなどの症状が出てきてしまうこともあります。
インプラントや審美歯科治療をする上では、もちろん見た目の綺麗さも大切ですが、しっかりとお口の中で機能する歯に出来るかどうか一番重要なのです。
しかし、この機能性というのがなかなか難しいものなのです。
次の項で、その難しさをご説明差し上げます。
少しの差異が大きなズレになってしまう危険性が・・・
![]() |
![]() |
![]() |
---|
この症例写真、左と右の写真の違いがわかりますでしょうか?
それは下から2番目の歯の大きさです。
この患者様は、以前に他の歯科医院でブリッジを作製し装着していました。これがこの患者様の不調の原因だったのです。歯の大きさが上の歯と下の歯で合っていないため、結果として噛むことの違和感、腕のしびれが起きてしまったのです。たったこれだけの違いで人間の身体は異常をきたしてしまうのです。
こちらの患者様は、上下の歯の噛み合わせを考慮した上で、歯の大きさを調整することによって、腕のしびれなどの症状が改善されました。
インプラント・審美歯科治療をする際は、治療を施した歯が綺麗になっているかだけでなく、機能的であるかも考慮しなければなりません。